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項羽の”勇のリーダーシップ”について

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    今日は、リーダーシップ論第3弾ということで、
    項羽の「勇のリーダーシップ」について探求してみたいと思います。


    はじめに、大川隆法総裁が、『項羽と劉邦の霊言 項羽編ー勇気とは何か』のなかで、
    項羽についてこのように述べています。

    『「理外の理」といいますか、「計算上はまったく勝てない」とか「勝てる」とかいう普通の秀才が

    考える範囲を超えたことを、やってのける人ではあったと思うのです。』



    私も、歴史を学んだり「項羽と劉邦」のドラマ等を見たりして思うことは、
    項羽という方は、ある程度兵法を学んだりした軍師、参謀のような秀才の眼からみて、
    あり得ない!という判断をして、しかもそれをやってのける方であるということです。


    項羽という英雄を見ていると、参謀格の人材では偉大な大将の考えは分からない、
    その器を読み切れないと感じてしまいます。


    項羽は、章邯の二十万の軍勢を数万で破ったり、
    彭城の五十万の劉邦軍をわずか三万で急襲して破るということを
    やってのける稀有なる英雄であったのです。


    ずば抜けた『勇』の英雄でなければ、五十万の大軍に三万で戦いを挑んで普通は勝てません。



    その項羽は、霊言のなかで今必要なことを次のように語っております。

    『組織が大きくなると、責任逃れをする人間のほうが増えてきて、成功しない理由を、

    「人材が不足している」とか、「お金が不足している」とか、「商品がよくない」とかさ、

    そういうようなことに求めがちであるからな。

    しかし、ゼロから国を立てていくところの醍醐味は、

    やはり「個人からも成しうるものである」ということだな。

    組織はあとからついてくるところもあるんだけど、

    今、そういうことが、君らに大事なんじゃないか。』



    大きくなった組織では、責任逃れをする人間が増えてくるということや、
    内部で競争をしてつぶしあうことにもなりかねないと説かれています。


    それを、言い訳をせずに、大きな志を掲げて、
    減点主義ではなく、「強い個人」から
    成果を出して変えていくことの大切さを説かれていると感じます。



    項羽の「勇のリーダーシップ」における戦い方のポイントを
    まとめてみると、

    ・「勝つ戦い」については「起業家的能力」が要る。

    ・「小でもって敵の主力を叩いてしまう」という戦い方をする

    ・「ここいちばんの時に百倍の力を出す」。そういうところが「勝負の決め手」

    ・リスク・テイキングであること。

    ・小が大を食っていくためには、「スピード感」が大事。
     ものすごいスピードでいかなきゃいけない。

    ・「蛮勇型の人」を要所要所でうまく使わなくてはいけない。



    通常の発想ではありえないような奇策で、ありえないスピードで
    「勇猛果敢」に大将自ら攻め込んでくることで、勝利をもたらしたといえるでしょう。


    また、項羽は、人材について次のように述べております。

    『「強い個人」が出てくることが、新しい英雄を呼び起こすというか、

    作り出すところがあるんだよなあ。

    だから、「一人の英雄が、他の英雄を眠りから覚ますところがある」っていうことだね。

    このへんのところが君らにも参考になるだろう。』



    「強い個人」が出てくることが、新しい英雄を呼び起こす。
    これは、タイプは違いますが吉田松陰先生のような方が一人出れば、
    英雄、志士が目覚め、活動を開始するということだと思います。


    まさに、今求められているのは、この「強い個人」であると思います。

    考える人となり、智慧あるリーダーとなり、「強い個人」となって
    時代を切り拓いていくリーダーが必要です。


    また、項羽は劉邦についても次のように言及しております。

    『最後は、劉邦の「政治性」に敗れたんだろうとは思うんだよね。

    個別の能力で見れば、負けるところがなかったんだろうけれども。』

    『「『負けない戦い』を続けていくなかに勝機を見いだしていく」っていう

    政治的なやり方には、ある種の帝王学があることは間違いないと思うんだよ。

    彼は、その帝王学を、年を経て身につけたんではないかと思うな。』



    項羽は、個別の能力では負けるところがなかったが、
    劉邦の「政治性」に敗れた、と述べておられます。


    その「政治性」とは何か。
    『負けない戦い』を続けていくなかに勝機を見いだしていくこと。
    これを「政治性」ととらえ、ある種の帝王学があると言っている
    のです。


    前回劉邦の霊言で言及した「老獪さ」、
    これも徳の裏側であり徳の一種である、
    そして「老獪さ」は帝王学でもあるのではないかと述べました。


    これを項羽は「政治性」ととらえ、ある種の帝王学であると言っています。


    先般真輝様の講話のなかでも少し触れられていたように記憶していますが、
    「負けない戦い」について、「孫子の兵法」軍形編では、

    ”まず守りを固め、そのうえで相手の隙を見出して、攻撃に転ずる。”

    と説かれております。


    言いかえれば、”不敗の地に立つ”ということですね。



    劉邦は勝てない戦は逃げたという逸話は有名ですが、
    「負けても負けない戦い」をしていたという見方もできると思います。



    長くなってしまいましたので、最後に項羽の考える”英雄の条件”について
    学びたいと思います。

    『英雄が英雄である条件は、やっぱりねえ、あんまり卑怯なことはしないってことだよ。

    「公正明大に、堂々として勝つ」「勝つべくして勝つ。」

    それから、「自分より強い者に勝つ。」これが、英雄の条件なんだ。

    弱い者に勝ったところで、英雄とは言えないわなあ。』



    項羽という方は、本当に歴史に残る「勇」のリーダーシップの方であり、
    三十年の生涯が二千年たっても語り継がれる稀代の英雄であると感じさせていただきました。

    何らかの参考になれば幸いです。


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